2017年10月作成

作詞:ドクロバニー 作曲:フゥ

 

 

■歌詞

 

ダンスホールは ナイトフィーバー

回るミラーボール

きらめくファンキーステップで

君だけがナンバーワン

 

さぁ アップテンポで はずむハートビート 身体まかせて

Ah… 今夜 I want to say  Yeah…

 

You're my only Special  Wow

Special  Wow

Special  Wow

Special  Wow Wow Wow


Wow Wow Wow…



 

ロマンティック ノンストップ ショータイム

揺れるネオンライト

寄り添う体温 チークタイム

耳元で Sing a song

 

どこまでがフレンドで 恋人なの? 揺れる距離感

Ah… 君は Go my way Yeah…


You're my only Special   Wow

Special  Wow

Special  Wow

Special  Wow Wow Wow


You're my only Special   Wow

Special  Wow

Special  Wow

Special  Wow Wow Wow


Special  Wow

Special  Wow

Special  Wow

Special  Wow Wow Wow


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先に言っておきます。こっから先は自分メモも兼ねてるため超長いですw

今回の曲の作成過程を詳しく書いていきます。

 

 

「ディスコっぽいのとかユーロビートやりたい!」ってゲンさんのリクエストに答えるために頑張った。私自身はそういうとこ行ったことがなくて、クラブ?中学校の頃はコンピュータークラブだったかなって素で答えちゃうくらいには残念な青春時代を過ごしてしまった気がするので…w
私にとって未知のジャンル。でもまぁなんとかなるだろう!
まずはユーロビートってどんな音楽?ってところから調べてみた。

80年代ユーロビート テンポはそこまで速くなく(BPM120~135程度)ポップスに近い。シンプルなサウンド
HELP ME / MELA
Michael Fortunati - Give Me Up
Rick Astley - Never Gonna Give You Up

90年代ユーロビート テンポがかなり速く(BPM150~160程度)シンセサイザーの高音が際立っている
KING AND QUEEN
NIGHT OF FIRE / NIK

メロディーラインがはっきりしてて音が優しいので個人的には80年代ユーロビートが好きかなー。
てことで、今回はこっちを目指すことに。


■ユーロビートの構成
調べると、普通のJ-Popみたいにイントロ→Aメロ→Bメロ→サビ→間奏→Aメロ→Bメロ→サビ→ソロ→サビ→サビ→アウトロでいいんだけど、特徴としてはイントロとアウトロが長くて少なくとも16小節以上。
なぜかっていうと、ここが短いとDJが次の曲に繋げないからね。あわわあわわってせわしなくなっちゃうw

そんな感じで構成が決定!


■コード進行
ユーロビートで多用されるコード進行は Ⅳ→Ⅴ→Ⅵ
Cキー  |F |G |Am |Am|

または、Jポップの王道進行でもある IV△7→V7→IIIm7→VIm
Cキー |FM7 |G7 |Em7 |Am

参考曲「Give Me Up」もシンセソロの一時的な転調を除けば、ずっとⅡm7→V7→IIIm7→VIm7
Cキーでいうと |Dm7 |G7 |Em7 |Am
一つ目のコードがDm7なのは多分Fの代理コードだからじゃないかな

上記を踏まえ、今回作るものは IV△7→V→IIIm7→VIm でループさせることにしよう
そんな感じでコード進行が決定!

曲を作成する際には下書きとして、まず全体にルートで全音符コード鳴らしたものを敷き詰めて土台としてからパーツごとに作りこんでいって、最終的に下書き全音符コードは消す


■ドラム
このページを参考に打ち込んでドラム作成!
“踊れる”リズム作成術(第21回:ユーロビートのリズムパターン)
あと、ドラムも含めて曲全体をちょっとだけシャッフル気味に跳ねさせておいた


■ベース
ユーロビートのベースは、8分音符を裏拍で。バリエーションとしてオクターブを上下するパターンも有名
そんな感じでサビのメロディーラインを作成!


■シンセリフ→オープニング部分の作成
ユーロビートで大切なのがシンセリフ!サビメロと同じメロディをベルで鳴らすのも王道。
あんまり16分音符とか付点とか入れて複雑にすると80年代っぽさが薄れる気がしたので、シンプルに。
そんな感じでシンセリフとオープニングを作成!


■サビメロ作り
サビのメロディーはなるべく単純に。シンプルで口ずさみやすいことが重要らしい
タイトル=サビの歌いだしのユーロビートがほとんど
語感を大切に、歌う100%じゃなくて、「叫ぶ+歌う」という感じにするので、叫んでないとこのメロディーは基本スッカスカにしておく
踊ってる人は丁寧に歌いあげたりなんかしない、だってみんな基本酔っ払いだから( *´艸`)

叫べる音ということで考えると、二音節、長くても三音節が限界だろうな。「special」を叫べるようにそこのメロディから作成。その近くに叫べるポイント2としてWowWowも置く。
Midiでぽちぽちっと打って整えサビメロ完成!

参考 : 初心者向けユーロビート製作講座 【楽曲構成編】


■AメロBメロ作り
80年代風歌メロを目指してみた。
サビの印象を強くするためここは単調なメロディー、伴奏も控えめに最低限


■シンセソロ作り
片手で和音の形のまま移動して弾くイメージで作った。
以前にシンセ打ち込みについて書かれた雑誌で読んだことなんだけど、こういう連打フレーズのときは音符と次の音符の間を密着させずにほんの少し隙間空けるとリアルな打ち込みになるらしいので、そのテクニックを使ってみた


同じ場所での連打は隙間が一瞬、離れた場所に飛ぶほど隙間も多くなると考えてそうしたのだけど、この辺は細かすぎて音源では聴き取れないwまぁやらないよりマシだろう。


■歌詞を乗せる

80年代風ユーロビートの日本語カバーみたいなイメージで作る。ディスコ的な場所でかかってる想定。

恋愛に発展するかどうかのドキドキを楽しむのがそういった社交場での醍醐味ではないだろうか。なら歌詞は必然的に、恋の駆け引きまたは口説くようなものがウケるはず。ロマンチックなムードをそこはかとなくガンガンに盛り上げるのだ!


と、これは紆余曲折があったので時系列でTwitterの貼っとくw

 

ちょっと今しがたフゥが新曲の歌詞を持ってきたのだが、本人曰く「80年代風の歌詞書いたよー」というのがもう黒歴史製造マシーンというか猛烈にダッサイのでわざわざあの時代のだっさいところを煮しめたような歌詞を書かなくて良いからもっと普通にヤレというか英語使え英語。音スッカスカじゃ(ry

 

曲は良いのに!くっそ。曲は良いのに!歌詞のリテイク手こずりそうだな。何がイカンかというと、多分あの時代の空気感を肌で分かってないので、80年代ユーロビートを歌詞とか映像をフゥが自分なりに考察した結果、外国人が想像する日本みたいな妙な事になっとる。アイエエエ。

アイエエエ。

その後共同で手を入れて今の形までもっていった★

 


■ボーカルを入れる
テンション高く叫ぶために、曲のキーは普段より高めに設定してある。
WowWowとかの掛け声も積極的に入れていくよー。


■ミックスマスタリング
WAVESを買ったのでそれ使った。マキシマイザーが優秀で、音圧が簡単にかせげる。今回はざっくりやったけど、次回はちゃんと勉強してからやろうと思う。ミックスに関する参考書を買ったよー!おお、これいい。初心向けで参考になりそう。

 


ここまでやったらあとは動画作って完成!!

ミラーボールくるくるのループ♪

今回は、着手から動画完成まで2週間。

 

ここまで読んでくださったかた、お疲れさまでした(*´Д`)