トップ  >  楽曲紹介  >  38 勝負服は白

2017年10月作成

 

白い服って、ピュアとか清楚とか無垢とか、割と心が真っ白なイメージがあるじゃない?

でも女の子の本心としてはむしろ逆で、悪い意味じゃなくて一生懸命な計算とか気合い入れるとかの気持ちがこもってたりするんだよって歌詞ですw

そしてそういう人間味のある感情って可愛らしいなと、私は思うのです

 

 

■BPM 130

■Key=F

■コード

F-C-Dm-C

■歌詞

作詞作曲:フゥ

なに着ていこっかな
君との初デート
なに色がいいかな
あーあー

ベッド 上並べて
ずっと 迷ってるの
なに色が 好み
やっぱ これにしよう

白白白 デートの服は
白白白 乙女の本気
白白白 このチャンスに
全てを賭け 勝負服は白

なに着ていこっかな
君との初デート
どんな コーデいいかな
あーあー

ずっと 待ってたんだよ
君との初デート
やっぱ これがいいかな
とっておきの服

白白白 ふわふわしてる
白白白 乙女の本気
白白白 君一人に
褒められたい 勝負服は白

君に 可愛いと思われたいよ
ただ それだけなの

白白白 デートの服が
白白白 汚れてもいいの
白白白 トマトソース
白白白 楽しんじゃう

白白白 デートの服は
白白白 乙女の本気
白白白 このチャンスに
全てを賭け 勝負服は白

 

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今回は自分用も兼ねて作成メモいっぱい書きます!あとで絶対忘れるからね。以下、超長いですw

 

まず、エレクトリカルとかダンスミュージックを作ってみようという話が出たところから全てが始まる。

私は普段はsonarなのだけど、FLスタジオってDAWがあるとそういうのが作りやすいらしいので購入して、さっそく曲作り開始!

 

 

大体私はいつも、コンセプトとサビ頭の歌詞から作ります。

コンセプトはエレクトリカルダンスミュージック(EDM)でふわっとしてて、きゃりーぱみゅぱみゅとかperfumeとかあんな感じのイメージ(ただし途中で中田ヤスタカさんのオシャレコード感は私には無理だわと気付き、シンプルにメジャーコードでいくことに)

 

次、内容。主人公は恋する女の子にしよう。

最近自分が思考した中で女の子っぽい内容を思い出し、こないだ呟いたこれから膨らませることにした。服についた化粧品汚れをクレンジングオイルで落としながら思ったこと( *´艸`)

 

そういえば、デートの勝負服は何色?みたいな話題がたまにあるけど、私はだんぜん白だと思う。
白い服ってちょっとしたことですぐ汚れるけど。万が一汚れてもいい、この一回のデートにはそれだけの価値がある!!という女の子の気迫が伝わってくる気がするのは私だけだろうかw byフゥ

 

この時点でタイトル決定「勝負服は白」

サビ頭決定「白 白 白」

サビ終わり決定「勝負服は白」

 

白白白のメロディーを作って、続けて残りの部分の歌メロも作る。歌メロはギターでコード鳴らしながら作る時もあるけど、今回は頭の中とか口に出して完成したあと最後にギターでコードをあてた。ループさせやすいようシンプルに、F→C→Dm→C。

 

そこに歌詞を乗せ、曲のラフはざっくり完成。ここまでは2日でいけたのだけど、その後のアレンジに1週間。アレンジ苦手なんだよなぁ。歌詞とメロディーとコード出来た時点で曲の8割出来た気分になるんだけど、そこからの道のりが長い( ノД`)

 

■ボーカル

こういう電子音オンリー曲に合わせると、ボーカルも完璧にタイトなリズムとピッチでないと浮いちゃってまずい感じになるので、ボーカルをちまちま修正。

タイミングとピッチに加えて波形編集でビブラートを潰して真っ直ぐに、ついでに歌詞が聞き取りづらいところの子音を大きくする。そしてEQを調整してコンプをがっつりかけ、目指すところは無機質で機械的なボーカル。

今までボカロはEDMに合うと思ってたけどむしろ、EDMに合うボーカルを作ろうとするとどんどんボカロ的加工になっていくと言ったほうが正しいんだろうなと思った。

 

■打ち込みでオケ作成

今回は、生楽器は使わない縛りで。

1番2番共にAメロ二週目で使ってるアルペジエーター的なフレーズは実はアルペジエーターじゃなくてちまちまと手打ち。参考にしたHowto動画はこれ。

ここ以外でもアルペジエーターは今回使ってなくて、全部いちから手で打ってる。どうもイメージどおりの音色が見つけられなくて。

 

 

■歌詞

白い服が汚れるというと真っ先に思いつくのはカレーうどんだけど、これはオシャレじゃないから却下w 初期の段階ではミートソースって書いてたけどこれも微妙にオシャレ感足りないかったので、結局トマトソースで落ち着いた。これならイタリアン食べてる雰囲気♪

 

「女の子!」な感じを前面に出した歌詞で、女性作者ならではみたいなとこも出せるといいなぁと。少なくともゲンさんが「どんなコーデいいかな~」って書いてるところは想像がつかないしw 二人のうちどっちが作るかでかなり曲の感じ変わってくるんだけど、それもまぁバリエーションというか面白いかなって。

 

■ミックスとマスタリング

シンセポップということを意識して、いつもよりキック大きめでボーカルは小さめのミックス。ボーカルもシンセの一種と捉え、普段ほど前面に出すぎないようにしている。

 

そしてこの動画を参考に、今回初めてMS処理というのを行った。

MS処理とは、左右から鳴っている音と真ん中から鳴っている音とを分離して、バランスを整え音圧を上げる処理のこと。真ん中の音のほうが音量が大きくサイドに余裕があることが多いので、サイドを少し上げて音圧アップをはかるのが目的。

 

ボーカルとキックのEQを調整し、マキシマイザーを突っ込んで、これでようやく完成!!

 

■反省点

大体完成した時点でゲンさんに聴いてもらって、ベースがなんかおかしくない?ってことでよく見てみたら1オクターブ上で作っちゃってて慌てて修正。MIDI打ち込みあるある(ノ≧ڡ≦)いや割と笑いごとじゃないので次から気をつけます…w

 

あとボーカル録ったときに、あーこれ波形小さいなーってのは気づいていんだよ。でも、まぁいっか★って設定変えて録り直すのめんどくてDAW上でボリューム上げて使っちゃったんだよ。結果、やっぱ荒いわ…(/Д`)

素材の時点でダメだとあとからもうどうしようもなくなるから、ここはめんどくさがらずに録り直すべきだったなぁ。

 

ふわっと張らずに出す系ボーカルだったのでいつもより子音が弱くなってて、修正したけどしきれないところも。最初から気をつけて歌うべきだな。

 

 

と、まぁそんなこんな色々ありましたが、FLスタジオを購入してエレクトリカルミュージックを作ってみよう!という目的は十分に達成したといえるかと。頑張った(๑˃̵ᴗ˂̵)و

今後とも、このソフトはちょくちょく使っていきたいです(*´ω`*)

 

 

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