トップ  >  楽曲紹介  >  31 茜ノスタルジア
初出 2016-03-22
 
 
 
 
■歌詞 作詞作曲:フゥ
 
「茜ノスタルジア」
 
茜に染まるあぜ道を  背に負われて行く幼い日
そよぐ稲穂に雨の跡  土の匂いと夏の風
 
揺れる背中が 温かい
もう少しだけ このままで
 
 
茜に染まるあぜ道を  影は一つに長く伸び
自転車ベルが流れてく 遠くヒグラシ 揺られゆく
 
よく寝てるねと うちの前
もう少しだけ このままで
髪を梳いて くれる手に
目を瞑ったまま 笑ってた
 
 
■BPM112  ■Key=C(Am)
 
 
 
|F-------|C-------|Em------|Am------|
(x2)
 
 
F   C   Em7   Am F      C   Em7   Am
茜に染まるあぜ道を  背に負われて行く幼い日
F     C  Em7  Am  F   C    D    Dsus4
そよぐ稲穂に雨の跡  土の匂いと夏の風
 
 
F    C     Am7  C
揺れる背中が 温かい
F    C       Em7      D Dsus4
もう少しだけ このままで
 
 
 
|F-------|C-------|Em------|Am------|
(x2)
 
 
F   C  Em7  Am   F   C Em7    Am
茜に染まるあぜ道を  影は一つに長く伸び
F     C  Em7  Am   F     C   D        Dsus4
自転車ベルが流れてく 遠くヒグラシ 揺られゆく
 
 
F     C     Am7    C
よく寝てるねと うちの前
F    C       Em7      D
もう少しだけ このままで
F    C  Am7      C
髪を梳いて くれる手に
F     C   Em7   D  Dsus4
目を瞑ったまま 笑ってた
 
 
|F-------|C-------|Em------|Am------|
(x2)
 
 
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イントロは、うとうとしているときに夢の中で半分寝ながら浮かんだメロディ。
目が覚めてすぐスマホに録音することってたまにあるんですが、忘れないうちに撮らなきゃ…!と思って直後に録音する夢を見て安心してたら、実際撮れてなかったー…なんてこともちょくちょくありますw
 
ほんとはアルペジオで弾きたい曲なんですが、技術的に厳しいのでコードで弾いてますw
1番はまだ起きてるので周りの景色とか見てるんですが、2番になってくるともう目をつむってうとうとしてるので、音だけ聴いてる内容にしてみました♪
 
温かくてほんの少しだけ切ない感じ。望郷の歌が少し切ないのは、もうあの小学生の夏休みの日々は二度とめぐってこないからだろう。
 
 
 
小学生の頃、田舎のおばあちゃんちの近くが、まさにこんな感じだった。
 
夏の日の夕暮れ、雨上がりに風が運ぶ土の匂い。
青い稲穂がそよいで、しめった土にわだちの跡が残るあぜ道が、田んぼの間を真っすぐ抜けてどこかへと続いている。
 
そこをずっと歩いていけば町に着くのだと知ってはいたけれど、幼かった私は、一人で遠くまで行き過ぎると戻れなくなるんじゃないかと怖くなって、すぐに引き返してしまう。
 
おばあちゃんちに戻れば、すいかもあるし、鉄のフライパンで野菜を炒めているジュゥって音がするし、いとこのおじさんが煙草をふかしながら見ている甲子園野球の声援が小さなテレビから賑やかに溢れている。
 
小さなスニーカーを脱いで土間から畳に上がり、部屋のすみっこに寝転がって、夕ご飯が出来るまでうとうとしている夏休み。
 
 
 
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